Google Apps Marketplace
Googleが開発したGAEのソリューションを販売できる仕組み「Google Apps Marketplace」(以下GAM)を開始している。
Google Appsを利用しているユーザーはクリックしてドメインを入力するだけでGmailやGoogle Calendar等と高度にインテグレートされた機能を利用できるというもの。
たとえば以下のような機能が販売されている。
myERP.com
CRM, Sales, Projects, Purchasing, Inventory, Accounting
1アカウント29ドル/月、2Userまで無料
eFAX
メールによるFAXサービス
16.95ドル/月
その他ワークフロー関連からビジネスパック、独自ドメインApps環境設置代行まで様々。
利用料金は以下の記事によればアプリの登録に100$、その後販売価格の20%をGoogleが徴収する仕組みのようだ。
C-NET
Google announces business app store for Google Apps
Developers will have to pay a one-time $100 fee to list their applications in the store, and Google will get a 20 percent cut of all applications sold through the store
iPhone大躍進の理由の1つにAppStoreがあげられると思うが、ソフトウェア開発をワールドマーケットへ直結させた成功パターンがビジネスモデルとして認知され、GAMもその流れできたというところか。App Storeはいわゆるエンタメ系が多いが、GAMはその性格から業務系やグループウェア系等、ビジネス向けのアプリが占める。
日本向けのサービスはまだ探せなかったが、今後増えていくものと思われる。イントラネット系のアプリを開発しているならマーケットとして注目すべきだろう。